
資料概要
内部統制の構築にあたり、IT全般統制統制とIT業務処理統制(情報処理統制)の構築が求められます。
IT全般統制とは、業務処理統制が有効に機能する環境を保証するための統制活動を意味しており、通常、複数の業務処理統制に関係する方針と手続をいいます。また、IT業務処理統制(情報処理統制)とは、業務を管理するシステムにおいて、承認された業務が全て正確に処理、記録されることを確保するために業務プロセスに組み込まれたITに係る内部統制です。
IT統制の構築のためには、IT環境の理解をしたうえで、ITプロセスの構築などを行う必要があることから、内部統制とITの両側面の知識が必要となります。しかし、両側面の知識を持つ人材は限られていることから、IT統制のあるべきがわからないことも多いかと思います。
本チェックリストは、財務報告に係る内部統制のうちIT全般統制(アクセス管理/変更管理/IT運用)の整備状況を10〜20項目で速く把握するための自己診断ツールです。監査基準報告書315の考え方(リスクの識別・評価)と、一般的なITGCの枠組みに基づき作成しました。IT全般統制の評価のための自己点検のためにご活用ください。
また、当社ではIT統制の構築サポートも実施しておりますので、IT統制の構築や運用に迷っている方はお気軽にお問い合わせください。