ChatGPTに自分の文章のスタイルを教えてもらった

はじめに

昨今は生成AIにより、文章を作成してもらう機会が増えてきたと思います。

ですが、何となくAIっぽい文章はわかるかと思います。私も会計士協会の会務や学生インターンの書いた記事を読んでみると、何となくAIを使った部分が見えてしまうんですよね。明らかに当人が書いたように思えない文体といいますか生成AI特有の文体になっているといいますか・・・。

そこから人間らしい文体・自分らしい文体について考えを巡らせたところ、「生成AIに自分の文章を読ませてみたら、自分の文体の特徴を言語化してくれるのでは?」と考えました。

そこで、今回は、生成AIを用いて自らの文章を読ませてみました。

読ませる文章

以前投稿したこちらの記事を読ませる対象にしました。

プロンプトは以下の通りです

# 依頼内容

以下の文章を読んでみて、この筆者の文体の特徴を教えて下さい。

また、この人に似ている文体の作家とその理由を教えて下さい。

# 本文

(ブログの内容をそのままコピペ)

読み取った結果

生成AIに読ませた結果、以下のようなコメントが来ました

文体の特徴

  • 親しみやすさと砕けた語り口
    • 「〜かと思います」「〜だぜ」「お前は何者なんだ?」など、読者に語りかけるようなフランクな表現が多用されています。
    • 会話調で、感情や考えを自然体で表現しており、読者に寄り添うようなスタイルです。
  • 経験談の挿入
    • 自身の具体的なエピソードや失敗談を交えながら、主張に説得力を持たせています。
    • 実体験を通じて、読者が「この人も同じように悩んできたんだ」と共感しやすい文章です。
  • 比喩と具体例の活用
    • 「HUNTER×HUNTER」「プロゴルファー」「ガクサン」など、身近な例え話やポップカルチャーの引用があり、読者が内容をイメージしやすい工夫が見られます。
  • ポジティブなメッセージと励まし
    • 「人生には複数の選択肢がある」「案外人は助けてくれる」など、前向きな考えを提示し、読者に安心感を与える文体です。
  • ユーモアの挿入
    • 「お前も辞めるんかーい!」といった突っ込みや、ゴルフの例で自嘲気味に書くユーモアが読者を引き込みます。

似ている文体の作家と理由

  • 星野源
    • 星野源のエッセイ(例:『そして生活はつづく』)のように、日常的な経験を通じてユーモアと共感を交えながら語るスタイルが共通しています。
    • 砕けた語り口と等身大の視点が似ています。
  • 中村文則
    • エッセイや講演で見られる「挫折を含めた自己の経験を深掘りし、読者に安心感を与える」アプローチが似ています。
    • 主張の中に感傷的で人間味あふれる語りが共通しています。
  • 伊藤計劃
    • エッセイ部分における語り口が、読者に対してフレンドリーでありながら、自分の過去を振り返る誠実な姿勢が共通しています。
  • 糸井重里
    • 読者に対して自然体で語りかける文章であり、考え方を柔らかく伝える点が似ています。
    • ポジティブなメッセージを伝える際の飾らない表現が共通しています。

全体の印象

この文体は、「読者との距離を縮めながらも、具体的な経験を通じて信頼感を構築し、前向きなメッセージを伝える」ことを目的としたものです。その親しみやすい語り口は、専門性が高いテーマでも幅広い読者層にアプローチできる力を持っています。

これを読んでみて、なるほどなと思いました。私自身、「岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた。」という本が大好きであり、糸井重里氏の影響を遠かれ少なかれ受けているということですかね。

とはいえ糸井重里氏の文章は比較的カジュアルであることから、普段の原稿執筆などのようにお硬い文章スタイルには向いていないかもしれないですね。そういう意味では、あらゆるシチュエーションに対応できるような文章術を身につけることが今後大事なのかもしれません。

まとめ

今回は生成AIに依存した記事になってしまいました。

自分の文章を他人に読んでもらう機会というのは、大人になればなるほど少なくなってくるものです。

そうしたフィードバックを受けるために生成AIを用いることで、ある意味自分専用の家庭教師のような役割として使えるかもしれないので、もし興味のある方はやってみてください。

ちなみに私は、英作文の添削もChatGPTにやってもらって勉強しているので、そうした体験談も今後伝えていければなと思います・・・。

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