なぜPyCPAは崩壊せずに定期的に活動を続けられたのか

はじめに

PyCPAという勉強会の運営に2018年から関わっており、6月でついに4年目を迎えることになりました。

勉強会などのゆるいコミュニティは自然消滅したり音楽性の違いで解散することもありますが、3年間継続的な活動ができたことは誇れることだと思います。

本日は、何故PyCPAが継続できたのかを考えたことをまとめてみます。

個人の興味を尊重しサポートし合う

PyCPAは基本的に個人の興味を否定せず、やりたい!と思ったことを応援する風土が出来てると思います。そのため、プログラミングやデータサイエンスのみならず、組織論やリアルオプション等の様々な分野の勉強会が開催できました。

基本的に勉強会開催のプロセスは以下の通りです

  1. 運営or参加者からテーマの提案を受ける
  2. 企画を運営+発案者で作り込む。他の運営と連携し、会場の確保や告知などを行う
  3. 何度かMTGを行いながら企画を固める
  4. 勉強会の開催

コンテンツの作り込みについてはメインの運営を中心に行い、他のメンバーはアドバイスをするも、企画者のやりたいことを最大限サポートするスタンスになってます。企画自体の否定をせず、目的達成のためにやるべきことを各自が考えて提案できるからこそ成せるのかもしれないですね。

建設的に言い合える

PyCPAはぬるま湯かと言われるとそうではなく、企画の方針や進め方などについてはゴリゴリ議論をします。その中では当然意見の相違やミスも起こりますが、それを臆することなく言い合うことが出来てます。

私自身は運営の中では結構勢いで行きがちなので、以下のようなことを言われたりしました

  • 前提の共有をちゃんとしろ
  • もっと参加者に情報を告知しろ
  • ワークショップの設計方針をもっと簡単にしろ

また、他のメンバーに対してもこうすべきという意見を言います。

とはいえ殆ど喧嘩にはならず建設的な議論を出来てると自負してます。心理的安全性という言葉で解決するには簡単ですが、毛糸さんのツイートが上手いことPyCPA運営の議論の空気をうまく示してくれてるんじゃないでしょうか。

運営が無理をしない

これが1番大事だと思っていて、運営が無理をせずに運営出来てることが1番大きいと思ってます。

皆さん仕事をしながら運営に携わってるので、必然的に割ける時間に制限があります。

時間的余裕がない時は勉強会を休んだり、時期を調整したりして、無理なく続けるように努めています。

勉強は余裕がある時にできるものだと個人的には思ってるので、意識的にバッファを設けてるのかもしれませんね。

まとめ

本日会計の世界史の作者である田中靖浩先生から「取引先でも友人関係でも一緒に居て元気が出る人を相手にすることが一番大事だし、無理な関係は続かない」という言葉を頂きました。

やはり関係性を作るのに無理をしないことが一番大事なんですかね。

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