はじめに
GitHubとは、ソースコードの変更管理・・共有サービスであり、2022年11月時点で、400万以上もの組織に利用されています。しかし、GitHubは初学者には中々わかりづらい上、組織での利用を前提としていることから、一人での学習は大変かと思われます。そこで今回は、一人で出来る最強のGitHub勉強法についてご紹介します。
対象読者
- これからGitHubを学習する人
- GitHubの学習に挫折した人
- GitHubの学習方法を模索している人
結論
タイトル時点でネタバレしてますが、GitHub学習はPC2台でやるのが最強です。
ポケモンガチ勢が、2台のゲーム機を用いてポケモン交換などを一人でしていたのと同じように、一人2役でGitHubをいじるのがオススメです。
ちょっとさみしいかもしれないですが、実際かなり役に立ちます。
GitHub学習にありがちな悩み
GitHubの解説書を読んでみると、コミット、プッシュ、プルの方法を中心に解説しており、マージやプルリクエストやコンフリクトについて実践的に解説するケースが少ないと考えられます。特にマージやプルリクエスト・コンフリクトについては集団開発にて起こりうるケースであるため、一人での学習が難しいでしょう。
それを解消するには、PC2台を用いてGitHub学習を行うのがオススメです!
さみしいとか言わないでください。マジで有用ですので。
GitHub学習をPC2台で行うのが最強な理由
1. 実際の組織的な開発のイメージを掴みやすくなるため
GitHubは集団開発を行う際にコードの変更管理をするために作られたものになります。したがって、本来であれば集団開発を行う中で使い方を学ぶものになります。そのため、初心者が一人で学びづらい傾向にあります。
例えば、マージやプルリクエストは実際の業務でよく使います。にもかかわらず、一人で学習するには開発現場で起こるようなシチュエーションを再現することができません。しかし、2台のPCを用いれば、上司側、部下側の全操作を体験することができます。そうすることで、機能とオペレーションが紐づいて、実践的な訓練になるでしょう。
2:コンフリクト時の対応がわかるから
また、複数人で作業をしているとコンフリクト時の対応力が求められます。コンフリクトとは、Gitリポジトリの別々のブランチで、同じファイルの同じ行に異なる変更がなされた場合など、互いに矛盾する行変更を原因重複や競合が発生している状態のことを指します。コンフリクトが発生した場合は、何らかの方法でコンフリクトを解消する必要があります。当然ですが、これも一人での練習では体験できません。
しかし、2台のPCを用いれば、一人でもコンフリクトを意図的に発生させ、対象方法について学ぶことができます。
おわりに
そもそも、GitHubは複数人での利用が想定されているので、一人での学習に向いていません
ほとんどの書籍は、この問題を抱えているから”分かりづらい”と感じるわけですね
PCを二台用意する必要がある点は少しネックではありますが、 これからGitHubの学習を考えている人にはお勧めできる方法です!もしよかったらトライしてみてください。
参考となる書籍
こちらの本がオススメです。
この書籍で学習することのメリット
操作画面の画像が多用されており、どこを押せばいいのか分かる
- 手を動かして、スクショの説明を追っていく構成
- “機能”と”操作”がセットで身につく
- 画像が多く使われているので、ストレスで投げ出すことがない
初学者が混乱しない作りになっている
- “VScode”と”GitHub Desktop”を用いた説明
- 一部PCを2台使った説明(プルリクエストなど)