はじめに
日本ではLINEがSNSとして幅広く使われています。
“他人とのコミュニケーション””マーケティング”等々用途も様々です。
中でもLINE公式アカウントが誰でも簡単に作れることは皆さんご存じですか⁉
皆さんの想像よりも本格的な公式アカウントが条件によっては無料で作成できてしまうかもしれません!
ということで、当記事では”誰でも作成可能な””本格的なLINE公式アカウント”作成方法・その概要をご紹介します!
公式アカウントとは
まず、LINE公式アカウントとは具体的にどんなものなんでしょうか?
大まかな概要を抑えておきましょう。
LINE公式アカウントは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で企業や店舗がアカウントをつくり、友だち追加してくれたユーザーに直接情報を届けられるサービスです。
※公式HPより引用
https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/technique/20190418-1
情報の届け方は「新しい情報を次々に送信する」や「友達ユーザーのアクションを起点にし情報を表示させる」、など様々な活用方法が存在します。
この特性からマーケティング等のビジネスシーンで利用されることが多いでしょう。
LINE公式アカウントはこのようなビジネスシーンでの利用が想定されているため、「専用のクーポン作成」や「友達追加を促すポスターの作成」などの大変便利な機能も付属しています。
これらの機能を駆使することで効率よくビジネスを行っていけるかも?!しれません。
まとめ
- 公式アカウントは友達ユーザーに情報を届けるためのサービス
- ビジネスシーンでの利用が多い(想定されている)
- 情報を届ける以外にもビジネスで便利な機能がいくつか存在する
公式アカウントの作成
さっそく公式アカウントを作成していきましょう。
実は公式アカウントの作成方法はいくつかあります。
LINEアプリからも作成は可能ですし、公式アカウント管理用のアプリ・webサイトも存在します。
ここでは一番簡単なスマホアプリ(LINE)から作成する方法を紹介します。
1.VOOMタブを開き、右上の人型のアイコンをタップ!
2.”作成”と書いてあるボタンをタップ!
3.入力欄を埋めて、「アカウントを作成」というボタンをタップ!
4.アカウント作成完了です!
運用方法及び注意
公式アカウントの運用方法は4つ存在します。
①LINEアプリ・・・先ほどの公式アカウント画面から操作します。自発的なメッセージや画像の送信が行えます。
- 実際のアカウント例:この運用方法を使用してそうなアカウントがほとんどないため先ほど作成した「オントロ」を例に出します。(運営側からのみメッセージ送信)
②Official Account(スマホ専用公式アカウント管理アプリ)・・・先ほどの機能に追加してクーポンの発行やQRコードの発行などマーケティング・ビジネスに特化した機能が多く存在します。
頑張れば自動返答機能を使い、簡単なチャットボットが作成できます。
- 実際のアカウント例:コカ・コーラ(リッチメッセージ・リッチメニューを作成)
③LINE Official Account Manager(web用公式アカウント管理サイト)・・・ほぼアプリ版とできることは同じです。少しだけアプリ版よりも機能が増えていてデータ管理タブが増えていたりします。
- 実際のアカウント例:②管理アプリと同様です。
④MessagingAPI(プログラムからの操作)・・・今までのツールだと設定できないできない部分を細かく設定することができます。よって事業者ごとの自社開発などを行うことができます。
APIとは、Application Programing Interfaceの略称であり、とあるアプリケーションの機能を外部から呼び出すための仕組みのことです。
今回の場合だと、プログラム等を用いてLINEの機能を外部から実行することで、自社開発システムとの連携などの、Official Accountだけでは実現できないような機能を加えることが可能になります。
例えば、ヤマト運輸の配送手続きアプリなどは、ヤマトの自社開発システムとLINEの連携を行う事により、ユーザーがLINEで簡単にLINEの再開発を行うことを実現し、ユーザー体験を向上させています。
以上が4つの操作方法です。
運用方法のメリット・デメリット
運用に際して、それぞれにメリット・デメリットが存在するのでその点について考えていきましょう。
アプリの種類 | メリット | デメリット |
LINEアプリ | 操作がわかりやすく、運用が簡単 | 単純な運用しかできない 自発的なアクションしか起こせない |
公式アカウント管理用アプリ(スマホ) | スマートフォンから操作が可能 友達ユーザーのアクションに応じて自動返答が可能 ビジネス向けの機能が複数使用可能 | 自動返答が一意のものしかできない |
公式アカウント管理用web(WEB) | 友達ユーザーのアクションに応じて自動返答が可能 ビジネス向けの機能が複数使用可能 | 自動返答が一意のものしかできない LINEが用意した形式のみのリッチメニュー作成しかできない |
MessagingAPI | 友達ユーザーのアクションに応じて”より柔軟な”自動返答が可能 独自的な公式アカウントが作成できる ビジネス向けの機能が複数使用可能 より詳細な友達ユーザー分析が行える | 操作がやや専門的で難しい プログラミング知識が多少必要である |
それぞれのメリット・デメリットを比較すると、下のものになるにつれできることが増えていくことが確認できます。
またそれに加えて、下のものになるにつれて操作が難しくなることも確認できます。
以下のものが運用でできることの大小関係を表したものです。
LINEアプリ < 公式アカウント管理用アプリ < 公式アカウント管理用web < MessagingAPI
ここではより本格的な公式アカウント作成のために、MessagingAPIの使用を推奨します。
操作は難しくなってしまいますが、ぜひチャレンジしてみてください!
料金について
”金額”にここで触れておきたいと思います。
以下の点を考慮し読者皆様の使用規模に合わせてプランを設定しましょう。
メッセージを送信した回数で料金が決まるということにも注意が必要です。
どの運用方法でも金額は変わらず、送信したメッセージ量で金額が変わります。
要点のみ抑えます。
- 3つのプランから選択
- プランによって送信できるメッセージ量が変わる
- 公式アカウントの作成及びその管理に使用するアプリ等にはお金はかからない
細かい内容は以下の公式HPから!
LINE公式アカウント 料金プラン|LINEヤフー for Business
まとめ
ここまで記事を閲覧してくださりありがとうございました!
ここでは基本的なLINE公式アカウントに触れてきました。
「想像よりも簡単にできるんだ!」と感じてくだされば幸いです。